◇アーティスト


●マレウレウ

アイヌの伝統歌「ウポポ」の再生と伝承をテーマに活動する女性ヴォーカルグループ。さまざまなリズムパターンで構成される、天然トランスな感覚が特徴の輪唱など、アイヌROOTSのウポポを忠実に再現する貴重なアーティスト。

 

2010年、初のミニアルバム「MAREWREW」を発表後、活動を本格化。2011年に自主公演企画「マレウレウ祭り~目指せ100万人のウポポ大合唱!~」をスタートさせ、これまでUA、サカキ・マンゴー、SPECIAL OTHERS、キセル、オオルタイチ+ウタモ、木津茂理、細野晴臣、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)を迎えた公演が話題となる。

 

また、SPECIAL OTHERSのコラボアルバム「SPECIAL OTHERS」に、アイヌの伝統歌「イヨマンテ・ウポポ」で参加。ほかにもNHK(Eテレ)の人気子供番組「にほんごであそぼ」への出演、ワールドミュージックの世界的な祭典Womad(UK)への出演をはじめとするヨーロッパ公演など、国内のみならず海外でもその活動が注目されている。

 

2012年8月には、待望のフルアルバム「もっといて、ひっそりね。」(プロデュース:OKI)をリリース。現代的なアレンジを織り込みつつも伝統的なウポポの魅力を凝縮した作品は、各方面で高い評価を受けた。

 

2016年4月にはファースト・ミニアルバムを全て最新録音し、ボーナストラック4曲を追加した「Cikapuni(チカプニ)」をリリース。2016年秋に放送のNHK (Eテレ)「オトナの一休さん」の音楽を大友良英のプロデュースで担当。 マレウレウはアイヌ語で「蝶」のこと。

 


●坂口 恭平(さかぐち きょうへい)

©エレナ・トゥタッチコワ
©エレナ・トゥタッチコワ

1978年、熊本県生まれ。作家、建築家、音楽家、画家。2001年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。

 

2008年、『TOKYO0円ハウス0円生活』で文筆家デビュー。2011年、東日本大震災がきっかけとなり「新政府内閣総理大臣」に就任。

 

2014年、『幻年時代』で第35回熊日出版文化賞、『徘徊タクシー』で第27回三島由紀夫賞候補に。2016年、『家族の哲学』で第57回熊日文学賞を受賞。

 

2018年、初のスタジオ・アルバムで音楽界へ。坂口恭平バンドになります。菅沼雄太、厚海義朗、寺尾紗穂。

 


●東郷 清丸(とうごう きよまる)

1991年横浜生まれ。幼少期からバスケットボールで培った身体感覚と合唱コンクールの指揮者で養ったカンのようなものをベースに16歳頃から作曲を始める。童謡からポップス/ロック/ブラックミュージック/ラップなどの音楽のみに留まらず、人の会話や虫の鳴き声や車のエンジンや換気扇の回る音にいたるまで、耳に入るもの全てに感銘を受けながら音楽表現に取り組むソングライター。

 

演奏時は弾き語り、エレキ+リズムマシンを用いたソロ、他プレーヤーを迎えてのバンド編成など、場所にあわせて自由な形をとる。

 

2017年1月、自宅にて制作した「ロードムービー」をsoundcloudに公開し活動をスタート。同年3月に「TOKYO BIG UP!オーディション」最終選考出場。ライブ審査にて特別審査員の中尾憲太郎/ 松田“CHABE”岳二/MC.sirafu各氏に絶賛され審査員特別賞を獲得。

 

2017年9月、自らの勤めるデザイン/活版印刷を軸とした会社Allright内に新たにレーベル”Allright Music”を立ち上げ、11月に1st Album「2兆円」リリース。”APPLE VINEGAR AWARD”ノミネート10作品にも選出される。

 


●ふちがみとふなと

 

渕上純子(ボーカル、小物)、船戸博史(コントラバス)の二人組。

 

むずかしくない言葉とメロディとリズムを紡いで出来る大きな宇宙を探して四半世紀。

 

在住の京都を拠点に全国津々浦々、時々海外の、顔の見えるサイズの会場を中心に、スケールが大きいのか小さいのわからないスタンスで活動中。

 

2017年、29年前に二人が旅人として出会ったケニア・ナイロビでライブを行った。自主レーベルより15タイトルを発表、最新作は「だってチューだもん」(2015)。

 

音楽のみならぬジャンルを越えた共演も多数。共作音源には友部正人とのLDK「二つの午後」(2009)、パスカルズとの「1と2」(2015)がある。

 


●アラゲホンジ

 

2007年、秋田県湯沢市出身のソングライター 齋藤真文を中心に結成。東北地方をはじめ日本各地の民謡や伝統リズムと、汎ブラック・ミュージックの融合を柱に置き、「秋田音頭」「相馬盆唄」「リンゴ追分」などのカバー曲にも独自のアップデートを加えて提示する。

 

2010 年には “FUJI ROCK FESTIVAL ROOKIE A GO-GO” に出演し、以降 “SUKIYAKI MEETS THE WORLD” “橋の下世界音楽祭” など、全国各地の音楽フェスに参加。

 

2013 年の2nd アルバム「たからかぜ」発売時には、新聞・雑誌・ラジオなど多くのメディアから注目された。

 

2016年9月7日、3rdアルバム「はなつおと」をリリース。さらなる洗練と進化を遂げたサウンドが話題を呼んでいる。

 

【公式HP】http://aragehonzi.com/

【Twitter】http://twitter.com/aragehonzi_info

【Facebook】http://facebook.com/aragehonzi

【サンプル音源】 http://soundcloud.com/glocalrecords/1xiyacwouxhi

          ※アラゲホンジ/はなつおと by GLOCAL RECORDS

 


●寺尾紗穂+新人Hソケリッサ!

シンガーソングライターの寺尾紗穂とダンサーアオキ裕キと路上経験者による舞踏グループソケリッサ。2015年寺尾のアルバム「楕円の夢」のPVへの出演は鮮烈な印象を与えた。

 

注目を集めた同アルバムリリースの全国ツアーへの帯同企画には一ヶ月で250万の寄付が集まり、14箇所の公演を達成。

 

 

 

 これまで、山形ビエンナーレ、金沢21世紀美術館企画「カナザワ フリンジ」での共演や、「こどもと音楽の未来を考える」への出演、親子向けワークショップなどでも共演を重ねてきた。

 

現在、それぞれの表現活動に加え、子ども達へ向けてのアプローチを目指し、全国各種学校でのコラボレーション開催を計画、教育関係者などの協力者を随時募集中。